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2013年1月10日 (木)

地方・夜間法科大学院シンポに思う

Schulze BLOGさんの記事
「夜間・地方法科大学院シンポジウムの「開催趣旨」の奇妙さ」
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/51998929.html

この記事の指摘に全面的に同意します。特に

自分たちが切り捨てられることによって不利益を被る人たちのことは取り上げながら、自分たちが存在することで切り捨てられている人たちのことを無視するなんて、ちゃんちゃらおかしいです。

という指摘に心の底から同意します。

シンポの「開催の趣旨」は、「社会人や地方在住者」の法曹への途が奪われないよう気遣ってくれていますが、「社会人かつ地方在住者」だった私が法曹を目指すに当たって、夜間コースもない当地の法科大学院はまったく役に立たず、あろうがなかろうがどうでもいいものでした。仕事を続けながらローに通うのは不可能だし、そもそも高い学費を工面する経済的余裕もないので、旧試験が終われば司法試験から撤退するつもりでした。

このシンポは、法曹への志を持ちながらローに通える環境になく、切り捨てられた人など眼中にないのでしょう。そんな狭い視野で「今後に向けてあるべき法曹養成制度を展望することを目指します」などとよく言えるなあ、と思います。

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司法制度」カテゴリの記事

コメント

今に始まったことでなく、いつものことですが、それにしても無責任極まりないです。
Schulze先生のblogでもコメントしましたが、私もその日仕事で参加できないですが、可能ならば、ロースクール被害(例えば、経済的事情で法曹を断念した大学生の声など)を淡々と語り、その上であなたがたは、この声にどのように向き合うのですか、あなたがたがロースクールの理想や理念云々、維持云々を語る影で彼らは法曹を断念して苦しんでいるのですよ。あなたがたは彼らの声にどのように向き合い、その上でどのような経済的補填策を講じるのか、 お聞かせください。問われるのは、ロースクールの意義ではなく、あなたがたがどのようにこの問題と向き合ってきたかではないですかと質問したいですね。

甲南ロー出身の弁護士様
まあ、ただの「身内」の集まりでしょうから、部外者が参加するのは遠慮しておきます。
私は地方受験生だったので、地方ローにはある程度シンパシーも感じます。でも、本当に地方出身の法曹を数多く輩出したいのなら、法学部教育を充実させ、予備試験・司法試験合格を目的とした特別課程を設置する方がいいと思います。お上に盾つくことになりますが、それが一番の方法だと思います。

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