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2013年2月14日 (木)

東大文一、足きりなし確定に思う(追記あり)

今春入試で東大文一の足きりなしが確定しました。
http://www.u-tokyo.ac.jp/stu03/h25/pdf/saikoutennsaiteitennheikinntenn.pdf

文一で足きりが行われなかったのは「共通一次が始まった1979年以来34年ぶり」だそうです。
https://twitter.com/todai_info/status/301576273849884672

次の注目は二次試験の科類別の合格者平均点と合格最低点です。

ところで足きりのなかった文一出願者のセンター最低点は203点でした。900点満点で得点率約22・5%。ちなみに文三の足きりラインは約78・5%(707点)です。

203点でチャレンジした受験生、私は好きです。
もしかして冷やかし受験かもしれないけど、そうではなくて、予備校の足きり予想やネット上の高度な情報戦(?)に惑わされずに信念を貫いた、骨のある受験生と信じたいです。東大は2次でセンター点はかなり圧縮されるので、2次で高得点を取れば十分にいけます。ぜひ合格して伝説になってほしい。

思えば自分の旧司初受験の時、択一本番直前に受けたWセミナーの2回の全国模試は30点と29点(60点満点)でした。これで本試験を受けるのは無謀かとも思いましたが「自分は本番に合わせて勉強してきたんだから大丈夫」と信じて受けたら通っちゃいましたから、本試験は何が起こるか分かりません(当年の合格推定点は42点)。

もっとも、このビギナーズラックが「俺って天才じゃね?」という妄信と、「続けていればいつかは受かるな」という確信の両方を自分に抱かせた結果、受験生活が十数年に及ぶこととなりました..orz
前者は明らかに壮大な勘違いでしたが、後者は結果的には当たっていたことになります。

この時期、司法試験や予備試験受験生だけでなく、大学受験生もプレッシャーに耐えながら、必死の思いで最後の追い込みをしていることと思います。月並みな励ましですが、周囲の雑音やいい加減な情報に惑わされず、自分の可能性を信じて頑張ってほしいです。

※追記(2月23日)
文一足きりなしが何年ぶりか、に関して

https://twitter.com/todai_info/status/304218490041147392
から引用します。
「一部報道で文一足切りなしは「13年ぶり」とされていますが、00年は足切り予定倍率を上回った上で1人足を切られているため、当サイトでは足切りありとして扱っています。」

当ブログでは東大受験データの把握に関してマスコミよりもはるかに定評がある上記サイトの見解を採用します。

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コメント

(◎´∀`)ノwww

こんいちわ
今回の文一センター足切なし 最低点203点
この学生には二次で受かってほしいですね
合格すればまさに新時代の東大生になる予感がします

でも5教科7科目900点満点で203点とかどうやって取るんでしょうか
いくら今年のセンター難化したにしても、
またマークミスしたにしても全教科マークミスはありえない
何か意図的なものを感じるのは考え過ぎでしょうか?
あえてセンター試験を否定して二次力で受かるのが目的なんてありえませんよね
足切が無かったことは結果論だし、足きりについては予想がつかない

やはり今年は難しい大学を回避する安全志向が顕著なんでしょうか?
だがゆとり教育の見直しで、センターを難化させたのは国の政策かも
今年の受験生は一番でなく、二番でもいいという風潮なのでしょうか?
でも二番手三番手の大学に受験生が殺到し、そこは高倍率
二番でも良いから選んだのにそこに落ちたら三番、四番になってしまいます

安全地帯様 コメントありがとうございます。
確かに203点の受験生は特に背景はないかもしれません。十数年前の文三足きりなしの時も似たような最低点だったようにも聞いています。毎年必ず記念受験の人がいて、たまたま足きりなしになると、そういう受験生が残ってしまう、というだけなのかもしれません。骨のある受験生、というのは、私の願望です(^^;)

東大の出願動向から、難しい「大学」を回避する安全傾向にあるかどうかを推測するのは難しいのではないかと個人的には思います。東大受験生は「とりあえず学部は問わずこの大学に行きたい」という受験生の割合が他大に比べて多いと思われるため、安全策をとる場合は「大学」の変更ではなく「科類」の変更に走る傾向が強いと思います。今年は、昨年の文一出願者増、文三出願者減の反動がモロに出たのではないかと。もし安全策で東大を避けたいのなら関東の文系では一橋が増えると思いますが、増えていませんので。
センターの難易の変動もあまり深い意味はないかもしれません。昨年、極端に易化したので、今年、難しくしたらやりすぎてしまった、というくらいではないでしょうか。とくに択一式の試験は易しすぎたり難しすぎたりすると、偶然性の要素が大きく作用してしまうので、出題する側は平均点がだいたい60%程度になるよう腐心しているだけではないか、と個人的には思います。

ご返答ありがとうございます
ただ東大文二文三も極端に殺到したようではないですね
特に難関大学の文系でありながら数学が得意でなければ入れない学部の敬遠が顕著のように思います
一橋大の経済もそうです(二次数学の配点が高く 数学は難問)が足切りなしでした (さすがに203点はいないようですが)
理系人気のせいでしょうか?せっかく数学が得意科目なのだから、文系科目の出題もさらに鬼畜な難関文系にわざわざ行く必要はないという 安全志向のような気がします

有名私大や地方国立の理系より数学も優秀な難関文系大学・学部はお買い損・・・なのでしょうか?

少子化ゆとり世代でも群れたがる・熱しやすく冷めやすい日本人の性を感じるのは私だけでしょうか?

東大文系が特別不人気というわけではなく
文系が全体的に不人気傾向なのでは
早慶等の私立文系も軒並み減少
そもそも法科大学院まわりの制度も民間就職の状況も改善する見込みがない以上、理系に流れるのはごく自然な流れだと

安全地帯様、通りすがり様
やはり文系全体の不人気というのは実態としてあるような気がします。原因は「理系有利」ともいわれる国内全体の今の就職事情。そこで数学な得意な人はそもそも理系を選択するという傾向はありうるかと思います。
加えて現在の景気の事情も無視できません。家計の負担を考えて私立(ただし受験費用が省略できる推薦を除く)より国公立志向、中央より地元志向という傾向がありそうです。安全地帯様がおっしゃるような「日本人の性」もあるのかもしれません。
いろんな事情が絡み合っているので、なかなかひとつの要因に絞りきれず、現時点で言えるのはせいぜい、考えられるある要因の「一端を示す」くらいだと思います。

私が文一の不人気に着目しているのは、東大文系の難易度で文二が文一を上回ることになれば、東大系の法科大学院推進派もさすがに慌て出して推進派内の「内部崩壊」のきっかけになるのではないかという期待からです。ですから出願者数より合格最低点、平均点に注目しています。昨今の大学受験事情まではっきりしたことを言えるほどの情報は持ち合わせていません。
すいませんm(_ _)m

確かに理系有利ともいわれる国内全体の今の就職事情はありますが
でも東一の場合文系でも次元が違うと思います
文系でも東大や一橋の就職有利はゆるぎがない、(特に文一は日本を代表する学部)
でも地元地方国立理系や有名私大の理系よりも記述試験で数学はじめ理系科目が難しい東一

やはり少しでも楽に入れて卒業出来る少しでも有名な大学の理系なら・・お買い得、安全志向とゆとり教育の影響があるような気がします

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