« 憂楽帳:就職難 | トップページ | 司法試験の不合格要因 »

2013年4月 4日 (木)

朝日の論調に変化の兆しなし

朝日新聞を購読している家庭に生まれ、実家を出た後も朝日を購読し続けている私は

筋金入りの朝日新聞読者です。

その私が、法曹養成制度に関する3月28日付朝刊の特集記事、31日付の社説を読んで痛感したのは

朝日は筋金入りの司法制度改革理念信奉者なんだなあ

ということです。

特集記事で有識者の談話を2人載せる場合、賛否両論とするのが客観報道(を装う場合も含む)の基本なのに、朝日は2人とも改革推進側(佐藤幸治先生と早稲田ローの山野目章夫教授)ですからね。
いったんは論調の変化を期待した私が愚か者でした。 orz
このエントリーの「追記」で見立てを事前に軌道修正していたのがせめてもの救いです。

理念ばかりを強調して現実を直視せず、誤った国策を改めない態度が最終的に悲惨な結果をもたらすことは、太平洋戦争の歴史が物語っています。この教訓が現代の法曹養成制度の論議に生かされず、行政もマスコミも進むべき方向性を見誤っているように思います。将来「政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ること」が本当に「ない」のか、疑わしくなります。

前にも書きましたが、いずれ現行法曹養成制度の破綻が誰の目にも明らかになった時、司法制度改革の旗を振ってきた者の責任論が必ず浮上します。当然、マスコミも責任論から逃れられません。3月28日付の記事を署名で書いた記者の潔い覚悟を、読者の一人として、しかと受け止めました。

※参考
「3000人」撤廃の「朝日」的受けとめ方(元「法律新聞」編集長の弁護士観察日記)

http://kounomaki.blog84.fc2.com/blog-entry-662.html
企業内の弁護士の需要を否定する朝日新聞(法律家の養成―「利用者のため」を貫け,朝日新聞2013年03月31日社説)(タダスケの日記)
http://d.hatena.ne.jp/tadasukeneko/20130401/1364810135

« 憂楽帳:就職難 | トップページ | 司法試験の不合格要因 »

司法制度」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/576385/57104364

この記事へのトラックバック一覧です: 朝日の論調に変化の兆しなし:

« 憂楽帳:就職難 | トップページ | 司法試験の不合格要因 »

フォト
2017年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ