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2013年7月13日 (土)

論文本試験での不可解な思い出

いよいよ明日から予備試験論文試験です。
本試験中は予期せぬことがしばしば起こりますが、
慌てず、冷静に対処すれば必ず何とかなります。
もし答案の内容面以外で困ったことがあれば、どんなことでも遠慮なく手を上げて試験官を呼べば、必ず解決します。

私は試験中に,途中棄権を覚悟するようなひどい体調不良に見舞われたり、試験終了10分前に特定答案になりそうな答案の汚れに気付いてパニック寸前に陥ったことがあります。
しかし、いずれも落ち着いて対応した結果、問題ありませんでした。

あと、困ったほどではありませんが、最後の旧司論文試験でいまだに事情が飲み込めない、不可解な思い出があります。

私の前の席だった男性の受験生なんですが、6科目すべて、試験開始から1時間余りで答案2通を早出しして教室から出て行きました。
私は論文本試験を全部で5回受けましたが、本番で早出しする人なんてそれまで一度も見たことがありません。

なのに、この受験生は私の目前で全科目連続で6回も。

この受験生が試験官に提出する際に答案がチラっと目に入ってしまうのですが(もちろん文字までは読めません)、2通とも、少なくとも表(おもて)面の2ページはびっしり書かれていたように見えました。

この年の論文に私はかつてない集中力で臨んでいましたが、さすがにこれには少なからず動揺しました。
「今年は超簡単な問題ばかりで、難問と感じているのは実は俺だけではないか?」と。
しかも、私は先に第1問と第2問の答案構成をした後に、2通を一気に書き上げるタイプだったので、試験開始後1時間余りではまだ1通目の1ページも書き終わっておらず、2通目は白紙の状態。なのに既に計2通書き終えて退出する人がいるなんて・・・。
この受験生が早出しして教室を出ていくたびに集中力が途切れ、気持ちを立て直すのに必死でした。
なお、座席の位置関係から、この受験生の早出し退出が試験中に気になる程度に目に入ったのは、私とその周辺の数人だけだったと思われます。

私の前の席なので、その受験生の受験番号は覚えようとしなくても分かります。
で、迎えた10月の論文合格発表。

その方の番号はありませんでした。
もし合格してたら間違いなくレジェンド・オブ・司法試験だったでしょう。

口述の発表も終わった後、あらためて考えてみましたが、あれはいったいどういうことだったのでしょう。

最後の旧司であとがない状況で、せっかく択一を通ったのに、お試しとかお遊びで論文試験を受ける人はいないと思います。

もしかしたら既にその年の口述の権利を持っている方で、口述通過の自信があるために実験的な受験をしたのかもしれません。
でも、やっぱり万が一のことを考えて次年度の口述の権利を真剣に取りに行くのがふつうではないでしょうか。

あるいは単に筆の速い方だったのか。それにしても1時間余りで2通完成というのは、あまりに速すぎる・・・。しかも教室の外は記録的な猛暑。たとえ速く書き終えても冷房の効いた教室でじっと待っていた方が快適なのは明らか・・・。

私は修習に行かなかったこともあって、この出来事はいまだにナゾのままです。

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