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2014年6月17日 (火)

島根)山陰法科大学院、募集停止発表から1年(朝日新聞)

最近、新聞のウェブ記事は会員にならないと全部読めないケースが多くなりました。

タイトルに掲げた記事もそうです。
http://www.asahi.com/articles/ASG6F46SYG6FPTIB00J.html

記事をすべて読んでいませんが、

法科大学院の廃止を決める大学が相次ぐ中、山陰に法曹教育の拠点は残るのか、

という問題提起にはもはや時代遅れの感を抱きます。

法曹志願者の母集団が縮小する中で、これだけ法科大学院の募集停止が相次ぎ、予備試験に志願者が流れていく現状では、法科大学院は「法曹教育の拠点」とはもはや言い難い状況になったと捉えるべきと思います。

だとしたら、“山陰の法曹教育の拠点”は法科大学院以外に設ける必要があり、それは決して不可能ではないと思います。

島根大学には法学系学科があるわけですから、中央大などのように予備試験、司法試験受験を見据えた法職課程を設けて学生を指導すればいいのではないでしょうか。
これはロー経由の法曹養成という国の原則的方針に逆らうことなので補助金はもらえないでしょう。ほかのことでも文科省から嫌がらせを受ける可能性もあります。
でも、大学教育の独立性を貫き、真に地方の法曹教育を憂うのであれば、法科大学院メインの法曹養成の考え方を脱して、予備試験教育の充実にシフトする手もあるのではないかと思います。
事ここに至って法科大学院の存続にどうしてもこだわりたい理由がもしあるなら、それは「地方の法曹教育への憂い」ではなく、「利権」という言葉しか浮かびません。

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コメント

法科大学院を残しても、肝心の学生が入学してくれませんからねぇ…
静岡と広域連携すると学生が戻ってくるとでも思っているんでしょうか。

速報! 獨協大ローが「撤退も辞さない」と言ったかどうかは知りませんが、撤退を発表したもようです。 埼玉県はこれでゼロですかね?原因は、やはり新幹線でしょうかw?

松原団地に伊勢崎線の急行が止まらないからでしょう(笑)。
http://www.dokkyo.ac.jp/daigaku/a02_02_j.html

会場が島根ローなの広域連合成立のサインなんでしょうか。
関学のHPにはいまのところ特に記載が見られませんので今後の動きを注視する必要がありますね。

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