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2015年1月20日 (火)

京大ローと同志社ローが連携へ

 本日開催の法科大学院特別委員会(第67回)の配布資料に、補助金見直しに際して各大学院が加算のために示した取り組みの一覧があり、その中に京大ローと同志社ローの連携が含まれていました。

http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/27/01/__icsFiles/afieldfile/2015/01/20/1354534_01.pdf

 京大側の取り組みのタイトルは「同志社大学法科大学院への支援」。
内容は「京都大学法科大学院が提供する研究者教員のみで実施する授業へ同志社大学法科大学院生を受け入れるとともに、同志社大学法科大学院の授業内容等の改善を目的とした助言・ノウハウを提供することにより、同志社大学法科大学院への支援プログラムを実施。」としています。

 一方、同志社側の取り組みのタイトルは「京都大学法科大学院との連携によるカリキュラムの見直しと単位互換プログラムの開発・実施
 内容は「京都大学法科大学院との間で、相互のカリキュラムの優れた点や改善すべき点等を明確にするべく意見交換(合同FD)を実施。この結果を踏まえ、両法科大学院の各科目代表者が、相互の科目の配置状況と教育内容について、新たなカリキュラムの構築と教育内容の編成作業に着手。」としてます。

 京大の取り組み内容と併せて読むと、対等な連携というよりは主に京大側が同志社側を支援するもののようにもみえます。ただ、これだけの取り組みが5段階評価で「4」に当たる「特に優れた取組」と評価され、両校は各々加算率10%分を獲得。他校が海外法律事務所でのエクスターンシップとか、手間のかかる取り組みを一生懸命、提示しているのに比べたら、手間いらずで効率よく加算を獲得できたウイン=ウインの提案だったのではないでしょうか。

 補助金の新たな配分率は上記資料の15ページの表です。

 表の一番下の補足部分に、競争倍率2倍を守らなかったローは加算率を減額した旨が説明されています。表の右端の欄外に※のあるローが減額を受けたところです。

 各校提案の加算プログラムの一覧によれば中央ローは、3つの提案が各々5%の加算と評価され、計15%の加算がもらえるはずでした。そのままなら基礎算定率の90%と合わせて105%と現行より増額になるはず。
 ところが大量の追加合格を出して(?)競争率1・5倍を割ったため、加算率が5分の1に減らされ、3%しかもらえなかったようです。

 「このツケはいつか必ず払わされる日が来るように思います。」というschulze先生の洞察力には恐れ入ります。
次は来年か再来年の司法試験合格率で再びツケが回ってくるのでしょうか。

※おことわり
本日の会議での配布資料をスキャンした画像をいったんアップしましたが、文科省サイトに同じ資料がアップされていたことが分かりましたので、そのリンクに変えます。

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