2015年度の主要私大の法学部志願状況
以下は早・慶・中央の法学部・法律学科の志願状況です。
※出願者数は「2015年←2014年←2013年←2012年」の順で表記。
赤字は昨年比減、青字は昨年比増
早稲田(法学部)=確定
http://www.waseda.jp/nyusi/undergraduate/undergraduate_news/2015/02/2679/
一般 募集350 4564←4847←4967←5232
センター利用 募集100 2393←2109←2248←1949
慶應(法学部法律学科)=確定
http://www.admissions.keio.ac.jp/exam/shigansha.html
募集230 2020←2009←2215←2308
中央(法学部法律学科)=確定
http://www2.chuo-u.ac.jp/nyushi/nippou.html
統一(4教科) 募集20 243←237←256←352
統一(3教科) 募集35 818←820←826←969
一般(4教科) 募集60 965←1208←1536←1551
一般(3教科) 募集270 2658←3006←3657←3747
センター併用 募集45 1254←1468←1897←1962
センター単独 募集90 2315←2444←2932←2759
※ただし2015年は各コースの募集人員に若干の変動あり
今年は大手予備校の分析として「法・政治系の人気復活」(朝日新聞1月15日付朝刊)との報道もありましたが、主要私大の志願者数をみる限りでは、法学部はとても人気「復活」とまでは言えず、せいぜい「下げ止まりの兆しが伺える」という程度ではないかと思います。
早稲田は一般で300人近くも減らしていますし、中央も統一4教科型を除いて軒並み昨年を下回りました。特にメインの一般でかなり危機的に大きく減らしています。
慶應は去年よりやや増えたものの、その前年と前々年のレベルまでは回復していません。
(なお早稲田のセンター利用は増えていますが、ここは法学部志望以外の出願者も多いので、法学部人気を推し量る指標にはなりにくいです)。
一方、主要国公立大二次試験志願者はまだ確定していませんが、回復したところもあるようです。
« 予備試験の出願締め切り間近 | トップページ | 「就職で有利」=「抜け道」なのか »
「司法制度」カテゴリの記事
- 69期司法修習生二回試験 不合格者54人中41人が民弁で不可(2017.05.14)
- 70期司法修習生の貸与申請率は64.77%で過去最低(再採用者込みベース)(2017.03.07)
- 2017年度の主要国立大法学部の出願状況/軒並み増加(2017.02.12)
- 2017年度の主要私大法学部志願状況/早慶は回復、中央は一般で前年割れ(2017.02.12)
- 司法修習生の貸与申請状況の経年比較情報が開示されました(2016.07.13)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
定員を割るくらいじゃないとまだ反省しなさそうですね。
投稿: | 2015年2月 9日 (月) 12時34分