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2015年5月20日 (水)

共通到達度確認試験(試行)を解いてみた

法科大学院特別委員会提出資料に「法科大学院共通到達度確認試験(仮称)の試行に関する調査研究」報告書というものがあり、その中に3月に試行された共通到達度確認試験(仮称)の問題と回答などが掲載されています。

科目は憲民刑の3科目で、このうち試しに憲法(100点満点)を時間内に解いてみました。
憲法に限っていえば、司法試験レベルに比べて相当簡単で、本試験合格レベルであれば確実に90点以上はとらなければいけない問題だと思いました。

などと、偉そうに言ったものの、私は80点で「本試験合格レベル」に到達しませんでした(>_<)
言い訳ですが、受験勉強を終えてから5年近いブランクがあるし、間違えたところはブランク期間中に出た最新判例が中心だったということで勘弁してくださいm(_ _)m

ただ、本試験レベルより簡単とはいえ、ある程度の基本判例の知識と理解がなければ歯が立たない問題であることは間違いないと思います。
資料によれば試験を受けたのは法科大学院1年次の法学未修者で、憲法の平均点は57.83点です。出題範囲に限定はなく、人権・統治の全範囲に及んでいます。
私の感覚だけで申し上げれば、もし受験者が純粋未修者で他科目の勉強もある中で、勉強を始めて1年弱でこの問題を5割以上正解したとすれば、順調に勉強が進んでいると言ってよいのではないかと思います。
資料によると、憲法の受験者は481人で、平成26年度入学の法学未修者の約6割を占めます。そして受験者の73.4%は50点以上とっていて、ここまでのレベルは2年次への進級に十分値すると私は思います(繰り返しますがあくまで憲法科目に限った私の個人的感想であって、客観的な根拠はありません)。
しかし実際には、3年で修了できる未修者は約半数の54%にとどまっています(H26年度)。文科省は標準修業年限修了率の低下について「厳格な成績評価・修了認定の実施による」と言っています。試験のための勉強が順調に進んでいる人を単位認定段階で足踏みさせるようなことはないとは思いますが、あってはならないことと思います。

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