« これで法曹志願者が戻るのか | トップページ | 「法科大学院側の努力が不十分」と考えているローはたった1割 »

2015年7月 2日 (木)

法曹養成制度改革推進会議決定「法曹養成制度改革の更なる推進について」

当面の法曹養成制度の政府方針「法曹養成制度改革の更なる推進について(案)」が公表されています。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/hoso_kaikaku/dai3/siryou4.pdf

「(案)」となっていますが、6月30日の法曹養成制度改革推進会議で文言の修正が行われたとは考えられないので、この文案で決定されたと思われます。予備試験に関する部分の文言は初めに顧問会議に諮られた(案)と変わりません。

いったい何を根拠に予備試験合格者について法科大学院教育を受けていないことによる「弊害が生じるおそれがある」と断言したのか。
また、いったい何を根拠に特に予備試験合格者の「法曹としての質」を問題にしたのか、今もってよく分かりません。政府側の説明を聞きたいところです。ちょうど国会の会期が9月下旬まで延長されましたので、議員の方々の追及に期待したいと思います。

一方、予備試験を不倶戴天の敵とみなす法科大学院推進派の方々にとっては

「予備試験が法曹養成制度の理念を阻害することがないよう、必要な制度的措置を講ずることを検討する。」

という文言について、

・必ず措置を講じるという意味なのか?検討するだけで講じずに終わることもあり得るのか?
・いつまでに検討の結論を出すのか?

をはっきりさせたいところでしょう。
次回7月6日(月)に開かれる文科省中教審法科大学院特別委員会では、この点について委員が推進室側に問いただす場面があるかな。ないかな。

« これで法曹志願者が戻るのか | トップページ | 「法科大学院側の努力が不十分」と考えているローはたった1割 »

司法制度」カテゴリの記事

司法試験」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/576385/61823947

この記事へのトラックバック一覧です: 法曹養成制度改革推進会議決定「法曹養成制度改革の更なる推進について」:

« これで法曹志願者が戻るのか | トップページ | 「法科大学院側の努力が不十分」と考えているローはたった1割 »

フォト
2017年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ