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2015年7月27日 (月)

“予備試験組の質に問題あると見るべきでない”と法曹養成制度改革顧問会議顧問

法曹養成制度改革顧問会議第6回会議 議事録より
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/hoso_kaikaku/dai6/gijiroku.pdf

○吉戒顧問 予備試験が、予備という名前にふさわしい状況にはなっていないなという問題意識は持っております。法曹養成は、プロセスによる養成であり、法科大学院はその中核を占めるということがうたってあるわけで、それを踏まえて制度設計がされたわけですけれども、現実には、予備試験組が徐々に増加しているという状況です。
ただ、予備試験が今まで3回実施されて、それを経由して司法試験に合格した方が2回いまして、司法修習を修了して弁護士登録している人が1回いるわけですね。
そういう状況で見ますと、例えば、66期で予備試験組の39人が修習を終了したと、そのうち、5人が裁判官に任官して、2人は検事で、あとは弁護士だということですね。
採用する側では予備試験組についても、別に差別をしないで、能力、資質をきちんと判断して採用しているわけなので、予備試験組は、資質、能力に何か問題があるというような見方をするのは避けるべきだと思います。

後段は至極まっとうな意見ですね。政府のご意見番である顧問が、予備試験合格者の質に問題があるという見方はしないよう釘を刺しているのに、言うこと聞かないでどうしてこういう取りまとめになったのか。

結局「顧問」って名ばかりのお飾りだったのかな。

顧問の方々の貴重なご意見も、政府・官僚が都合のよいところだけ聞き入れ、都合の悪いところは無視する形で、いいように利用されてしまったみたいですね。

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